我が家で、コマネチが流行った時の事。
コマネチしているココに、デッテと私は、そうじゃない、角度はこう!言うタイミングはこうだ!とやんや助言。
たけしも知らないココが、コマネチを練習。
その横で、よくわからず面白そうに見ているハナ。
ココのコマネチが助言の甲斐あって完成度が高まったある時、家族ぐるみで仲のいい男友達が、誕生日を迎えた。ココと相談してお祝いの動画メールを送ることに。
「ハッピーバースデー!ゆうちゃん。コマネチ!」
ノリにのって、ココはパンツ一丁でコマネチを披露。その隣では、ハナが見よう見真似のコマネチをするも、手を水平に切るため、それハイレグじゃなくてブリーフ!という角度で、お披露目したものを携帯で動画に取り送信。
どんな反応をするかとココとワクワクしたが、友人はすぐに返信をよこし、
「覚えててくれてたんだね。二人ともありがとう。嬉しいよ」と、素直に喜んでいる様子。
おぼつかない子供らのコマネチは、都会で独り身で暮らす友人の心を慰めたようだった。
その横で、酒によって頬を赤く染めたデッテが、一瞬部屋の外に出たかと思ったら、パンツまで脱いだ生まれたての姿でやってきた。キャーと歓声をあげる子供たち。
そしてデッテは「誕生日おめでとう!コマネチ!」と下から綺麗なY字を描いて見事で卑猥なコマネチを披露。
私も瞬間を逃さず動画にとり、それも友人に送った。
銭湯で裸の付き合いのある友人だし大丈夫だろう。彼の誕生を家族一丸となってお祝いしたメールにどんな反応しめすだろうか。
友人からの返信は、失笑を含んだ「最低~」の言葉の後に、
一昔前に流行った芸人のネタにかけて、「デッテ、0%」と記してあった。
WALOVERサイトの更新情報をPC、モバイルに通知します。