実はうちは見えない世界に敬虔な一家だ。だが無宗教。
祖母は霊感が強かったし、沖縄はそういう感の人が多い。
ハナは一番そういう感が強く、小さい頃は癇癪を起こす度に近くにある電化製品が壊れるという始末。
ハナがテレビ画面の前にたつので「見えないよ！」と怒られたとき、ハナが泣き叫んだとたん画面が砂嵐になり謎のショート。三日間起動せず。キャリーか！と思った。そんなことがよくある。
デッテも、不摂生が続いたとき高熱を出し、夢枕に死んだオジイが立って
「携帯ゲームやりすぎ、やめなさい」と叱られた。
三十路すぎの大人が高熱まで出しゲームで怒られて大爆笑。
私もハナ妊娠中の時から、胎児と会話できるようなり、ピピの出産時、病院で陣痛と共に弱まる胎動に看護婦さんが騒いだので「ちょっとピピ大丈夫なの？」と聞くと、「大丈夫だから安心して。けど首にちょっと」と言った。
その後、経産婦なのに5分間隔陣痛が5時間以上も続いて
「ピピなんで生まれないの？」と聞くと「お父さん待ってる」と。
私も深夜１２時スタートの陣痛が朝七時を回っても5分から進まなかったので、経産婦なのに。
寝不足と痛みで「アホか、そんなん待たんでよろしい！」とお腹にいるピピを叱り、
すぐにデッテに「あんたを待ってるって早くこい」メール。
デッテが到着したときお産となり３０分で出産。
生まれる時、何回力んでも頭が出ず、陣痛長すぎたせいで疲れ果てた私はピピに
「次で頭出てくれたら、あんたの好きなもの何でも買ってあげる！」と言ったとたん頭が出た。
なんて調子いい奴。生まれた時、ピピの首にはへその緒が絡まっていた。
妊娠三ヶ月位から「僕ね」と喋っていたピピ。
医者に性別どちらかと聞く前からそういうのわかってしまうっていう、こんな変人家族ですがこれからもよろしく！
WALOVERサイトの更新情報をPC、モバイルに通知します。