子育て

子育て爆笑エッセイ「あだ名はココです」 人物紹介&はじめに

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『あだ名はココです』人物紹介

「デッテ」
宮古島生まれ、那覇の都会育ちの、WEBデザイナー。
本質を、エレメントで例えると「土」
大地のように誰のことも受け入れられるが、無口、動かない、人に染まることがあまりない。
好きなものを聞かれると、決まってレゲエと馬というが、馬に関して彼が乗ったり見に行ったりしたことを聞いたことがないばかか、モチーフの何かを所有してるのをみたことがないので、謎である。
レゲエに関しては、よく音楽を聴いているものの、バンドを組んでいたという件の話では、
その歌の音程とリズム感によって、多くの謎を残している。
いじけると、体育座りで唇を突き出す、中二病の気がある。
大の酒好き。
好きな酒は聞かれるたびに、変わる。
言動は、多くの謎があるため、不思議系や天然系を通りこして、自然系と呼ばれている。
自称、『食にうるさい。』
ナナの売れない一発芸ワカメ踊りをひそかにパクり、沖縄県人会の飲みの席で行い爆笑をとったため、彼女は自身のネタを封印した。
ちなみに、彼の腕毛を水にぬらし、ぐちゃぐちゃした様子を「沖縄産もずく」というネタもあったが、これも沖縄県人会で彼自身が単独で爆笑を取ったため、ネタを譲渡。
これにより彼女は後に、沖縄の人は、笑いの沸点が低いと話している。
身長175cm。毛むくじゃら。


「ナナ」
文中及び語り部を担当。
山形生まれの山形育ち。
実家のあるところは、漁業と貿易盛んな港街であるため、女はチャキチャキした性格が多いと言われているが、家業が職人系であったため、内にこもる性格になった。
本質をエレメントで例えると、風。
常に、ひとっところにいるより自由に飛んでいたいタイプ。
遺伝的に酒が好き。
曽曽祖父が大工、曽祖父が漆職人、祖父が大工、という家系図の中で両親共にサラリーマンという、親以外の家族は職人系という境遇で育った。
家族みんな絵や書をたしなむため、ものづくりは大得意だが、裁縫や編み物などはしない。「女子のやるようなものが苦手」とのこと。
自分探しを好む癖がある。
喜怒哀楽が激しく、怒ると手がつけられないような気性だが、我に返って、猛反省するようなところがある。
それを本人曰く、「大人になりきれない少女のような面」と呼んでいる。
トマトソースが大好物である。
いつか、トマトソースをメインにしたカフェを開きたいとひそかに思っている。
亡くなった祖母を筆頭に、女子は霊感家系である。
自分には、変なものを見る霊感はないと言っているが、天使や、女神など、もはや人間ではないようなものを信じ交信しようとしたり
見えない何かと話したりすることがある時点で、家系の血は生きていると推測される。
いつか、迎えが来るからと、たまに星や月を眺めたりしている妄想家。
身長 154cm、二年前に1cm伸びている。


「ココ」
この家族の第一子。宮古島へ島旅を始めた当初は、三歳児。
飛行機では、しばらくの間、二歳と偽って無料で乗っていたが、彼のしゃべりがあまりに達者になってしまったため、四歳からは座席を用意されるようになった。
本名は別にある。
ココの名前の由来は、母のお腹にいたころの胎児名がココ。
生まれてからも、その愛称がぬけずに、とうとう「ココ」といって
育てられたためである。
本人も、納得していて、通常使いは本人も本名ではなく、「ココ」。
映画や、DVDが大好き。
そのセリフ回しを覚えたりする特性がある。
しかし、前後の脈絡なく、急にセリフを話したりするため、周りにいるものは、たびたび驚かされる。
おもちゃでも何でも収集癖とこだわりがあるが、飽きっぽい。
幼い頃からいろんなところに連れまわされているため、初対面にも対応可能な、根が気さくでフレンドリー。
寝る間際まで一日中よく喋るが、屁理屈が六割強を占める。
好きな食べ物は、聞かれるたびに変わる。
感受性が強く、涙もろい人情家。
落ち着きのなさや、せわしないところがヒートアップすると「マッハのココ」という異名をとる。
当初身長100cm弱。 現在小学4年生

「ハナ」
宮古島生まれのガージューミデュン(気の強い女)
生まれてからの納豆の消費量が、我が家一位
サーダカー(霊感)の気があり、小さい頃はハナがぐずると電化製品が壊れる始末だった。
にいにい大好き。
現在4歳

「ピピ」
庄内生まれの気弱な性格。
すぐにキレる癖があるが、泣くのも早い。
ねえねえが大好きで、すぐに甘える。
元来の甘えん坊。
アンパンマンと車が好き。
年齢問わず、女性が好き。
エイサーの動画をみると、「ひーやーさっさ」と乗る気質は、
そこだけ沖縄の血が色濃くでていると見える。
バナナ好きの二歳児


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『あだ名はココです』 はじめに


《はじめに》

 ココは、生まれる前、お腹にいたときの胎児名だった。
 けれど、呼びやすかったからと、呼びなれてしまったために、産まれてからも、愛称がココになった。

本名は、別にある。

 なんで、ココを本名にしなかったか、の問いに関しては、字画数があわなかったため、そして、デッテの頭にあるとき雷のように降りてきたのが本名の名前だったからだ。
ある時、保育所の先生に、言われた。
「あの、お母さん、そうくんのこと、ココって呼んでます?」
「ええ、そうですが」
とわたし。
「そうくん、自分のことそうすけって言う名前だってことに、
わかってないんじゃないでしょうか」
「そんなことないですよ、初めての人に自己紹介するとき、ちゃんと、
名前はそうすけ、あだ名はココですって言ってますよ。本人」
「そうですか、この間、そうすけくんて、呼んだら返事しなくて・・・」
「たまたまじゃないですか、ぼんやりしてたんじゃないんですかね」
「ん~でも。そうすけって名前があるのに、ココって呼んでて、自分のこともココって呼んでるから、わかってないんじゃないのかなって思って」
と先生。
「そんなことないですよ、あだ名って誰でもあるじゃないですか。」
わたしもだんだん会話が面倒になってきた。
「ん~それも他の子もそうだけど、そうすけだから、そうくんとか、すけくんとか、そうちゃんとかならわかるけど」
との先生の問いに

「それって、呼び名ですよね」
とわたし。
「名前が二つあるっていうのは、子供は混同しやすいんじゃないかって思って」
と、先生
「大丈夫ですよ。そんなことないですよ、友達とか仲いい子は、ココって呼ぶし」
とわたし。
「ふふふ」
と先生は笑った。わたしも、ふふふ。

だんだん問答に疲れてきて、先生の、言わんとしてることが手に取れるので
「じゃ、公共機関では、ソウスケって呼ぶ感じにしましょうね」
といったら、先生も笑っていた。
が、
めっちゃ言いたかった!

「黒柳徹子は、徹子なのに、トットちゃんじゃん!!」



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